おわかれ

c0201257_1242653.jpg

毎日一緒に夜眠っていた頃、夜更かししている日には「早く寝よう」と言わんばかりに呼びにきたねー
帰ったときは「おかえりー」と玄関まで迎えに来てくれたねー
散歩をしているとき、一定距離歩いたら疲れたのか、私のかばんの中に「さあ運べ」と言わんばかりに入ってきたねー
おいしいものを食べてると、真横に座って「私にも!」と言わんばかりに鳴きながら手を出して主張してきたねー

ねこのかわいさを、賢さを、わがままさを、ともに暮らす楽しさを、教えてくれてありがとう。






私が小学生のときやって来た子猫のみーなは
あっという間に大きくなって、大人になって、おばーちゃんになって、
そうして2月27日の朝、旅立っていきました。

20歳、もうすぐ21歳というところだったから、とても長生きしてくれたなあと思います。
何より昨夏一度危篤状態になったのだけれど、そこから冬の終わりまで持ち直してくれて。
よく頑張ったなあって。



c0201257_2474594.jpg

今回のことで、私、写真を撮る趣味があってよかったなーと思ったのです。

年をとって、みーなは色もすっかり白くなって、力も弱くなって、抱えると思わず怖くなるほど軽かった。
思い返すとき、どうしてもそんな近い記憶がよみがえりやすいのだけれど
昔の元気なときの写真を見れば、そうそうこんなときもあったんだったと
その当時のことを思い出せて嬉しかったのです。

時が流れて変わっていくことは仕方のないことだけれど、
写真は瞬間を閉じ込めることが出来る。
時を留めておける。そのすごさが改めて身にしみたのでした。



母 「あんたと暮らしたよりも長く一緒に暮らしたのよ」
みーなの連絡をくれたとき、母が言った言葉です。

私が母と暮らしたのは18年。母がみーなと暮らしたのは20年。
長く思えるけど、実際母も長く一緒にいたという意味で言っていたのだと思うのだけれど
どちらかというと私は、誰かとともにいられる時間は思っているより短いんだろうなあって感じたのです。

18年や20年ってたぶん過ごしているうちは長いけど、
終わってしまったとき、あっという間に思える長さじゃないのかなって。
だから誰かと一緒に過ごす時間を、
たわいのない時間を過ごせる贅沢を、
日々を重ねていけることを感謝していきたいなと思ったのでした。


[PR]
by moonchocolate | 2012-03-01 02:56 | 日常